ご挨拶
インターベンショナルラジオロジー(IVR)は低侵襲治療法として、血管系、非血管系の幅広い領域において、病期の急性期・慢性期を問わず医療の中で大きな役割を果たしています。そこでIVRの診療・研究に携わっている放射線科医が年1回、知識の交流を行い、中国四国地域におけるIVRの発展と医療の向上に貢献してきました。中国四国地域においては昭和50年代、血管造影が余り普及していなかったため、研修教育の場として日本医学放射線学会中国・四国地方会のなかに、血管造影研究会(世話大学:川崎医大、鳥取大学、広島大学、事務局:川崎医科大学)が設立されました。その後血管造影が普及し、地方会以外にも意見交換の場として、川崎医科大学と広島大学とで交互に年2回の研究会を追加開催できるようになりました。しかし画像診断は血管造影からUS、CT、MRIへと移行し、血管造影の果たす役割は選択され、おもに治療応用になってきたのはご存知の通りです。
そこで毎年9月に行われていた血管造影研究会を、昭和63年(1988年)から、『中四国血管造影・IVR研究会』とIVRを加味した研究会に変更し、年1回の学術研究会としてスタートしました。川崎→広島→岡山、以下時計回りで中四国の大学にお世話をお願いして参りました。一方、全国的な組織として存在していた日本血管造影・IVR研究会が、平成6年(1995年)に学会に移行した事から、各ブロックで開催されていた研究会は地方会と称し、日本血管造影・IVR学会と一体となって進むことになりました。そこで中国四国地方では、岡山大学のお世話で行われることになっていた「第11回中四国血管造影・IVR研究会」を、「第11回日本血管造影・IVR学会」の中国四国地方会として発展的に変更し活動する事になりました。さらに平成18年には学会名から血管造影が外れ、『日本インターベンショナルラジオロジー学会(日本IVR学会)』と変更されたのを受け、『日本インターベンショナルラジオロジー学会(日本IVR学会)中国四国地方会』として今日に至っています。
この度より良い運営を目指し、ホームページ(HP)を立ち上げる事になりました。地方会開催の案内、演題募集、応募、連絡事項などもHPを介して行えるようになります。またこの学会には、放射線科医以外に専門分野指向が高くなるにつれ、診療放射線技師や看護師の参加も見られるようになりました。今後とも日本IVR学会中国四国地方会充実のため、会員の皆様方のご協力をお願い申し上げます。
日本IVR学会中国四国地方会事務局
代表幹事 伊藤勝陽
